腰椎(圧迫)骨折について交通事故に詳しい弁護士に相談
1 交通事故による腰椎圧迫骨折
交通事故の被害にあってしまったとき,交通事故の態様によっては,背骨を損傷してしまうこともあります。
背骨は,中枢神経の脊髄を保護し,人の姿勢を支えて体のバランスをとる役割を果たす,人の身体の中でもとりわけ重要な骨です。
腰椎圧迫骨折とは,背骨のうち腰椎の部分を骨折してしまうことで,圧迫骨折とは,骨が押しつぶされて変形するうえで起きてしまう骨折を指します。
腰椎圧迫骨折は,その症状の程度に応じて,後遺障害認定の対象となりえます。
具体的には,圧迫骨折した椎体の数,圧迫骨折による骨の変形の程度によって,等級が定められており,6級,8級,11級が認定されることになります。
加えて,腰椎圧迫骨折によって別個の症状が引き起こされている場合,例えば,脊柱の運動に制限が加えられているような場合には,どちらか高い方の後遺障害が認定されることになります。
2 後遺障害申請について
腰椎圧迫骨折について適切な後遺障害の認定を受けるためには,しっかりと準備をしたうえで,後遺障害の申請をすることが大事です。
後遺障害の申請には,どうしても専門的な知見が必要となるため,ご自身で行うのは容易ではありません。
後遺障害の申請を適切に行うためには,弁護士に依頼することをおすすめします。
ただ,弁護士であっても,得意分野は様々であり,後遺障害に詳しい弁護士というのはそれほど多くはありません。
後遺障害申請について依頼する際には,弁護士であれば誰でもよいというのではなく,本当に交通事故・後遺障害に詳しい弁護士に依頼することが重要です。
弁護士法人心では交通事故による後遺障害の対応に力を入れておりますので,伊勢市にお住いの方も,ぜひご相談ください。